感謝の開始地点
お久しぶりです。
2020年最初の更新となります。
もう一年の3分の1が終わるんですけどね。
音楽 ... 小説 ...... 次はスポーツかな。
大好きな野球のことについて少し語りたかったのでよろしければ...(また長くなるかも)
出会ったのは幼稚園の頃。
平日の夕方、父が仕事から帰って来る。
帰りを迎えるとともに自分の「遊ぼう」の心を伝えると、それを退けることなく、敷地の芝生やアスファルトで色んな遊びの相手をしてくれる。
そんなある日に与えてくれた遊び道具がプラスチックのバットとボール。
(グローブはまだ無かったかな)
バットでボールを打つということから、持ち方や打ち方まで手を添えながら教えてくれた。
球を打った感覚やその時の気持ちなんてものは覚えていないけれど、その時間だけははっきりと心に残ってる。
出会いの時間は思い出として保存されてたみたい。
そんな父とは一度だけ野球観戦に行ったことがある。
2007年 札幌ドーム ロッテ戦。一塁側の席。
(あまり多く語るとまた長くなるので...)
初めて体験する球場の広さやアナウンス、球の音まで驚きと吸収の対象だった。
試合の途中で疲れて寝ちゃったんだけどね。笑
それからすぐに両親が離婚して、これ以降の野球観戦は母が連れて行ってくれた。
父とは結局それが最初で最後になってる。
今思えば少し寂しい感じもするかな...。
今度は自分から誘ってみるのも良いかもね。
それから実際に野球をプレーするようになった。
走塁がとにかく好きで、バッテリーを嘲笑うかのように少しの隙があれば次の塁に進んで行く。
頭を使うスポーツで自分のプレースタイルを見つけることは楽しかった(ただ性格が悪いだけ)
それ以上にチームメイトと試合で勝つのが何よりも楽しかったけどね。
でもその裏には、
母子家庭。
土日を休みにするために平日には夜勤。
その土日には自分の野球や弟のサッカーの応援。
送り迎え、お弁当、汚れたユニホームの洗濯......。
それがない休日には変わらない自分たちの「遊ぼう」に応るように、野球観戦やレジャースポットに連れて行ってくれる。
あれ、いつから両親への感謝を綴る日記になったんだろうね。
野球を教えてくれた父。
野球を支えてくれた母。
ありがとう。
もう一度 言葉で伝えなければね。
fin.