しふくのーと

誰も得しない日記

優しさの陽だまり

 

 

 

ひな誕祭のライブレポを書いてた手が止まった。

 

気持ちが追いつかなかった。

 

この目で見た数日前に夢を叶えた子がグループからいなくなる。

 

信じたくなかった。目を背けたかった。

 

誰よりも周りが見えて

誰よりもグループ想いで

誰よりもメンバー想いで

 

文字では自分の気持ちを整理して表現してるけど、それ以上の熱い気持ちがあるのは彼女の姿を見て伝わってくる。

 

 

「もし仲間が倒れた時は僕が背負うから」

 

彼女が一番好きな歌詞。

 

約束の地が見えた ひなくり2019。

涙を流しながらこのフレーズを歌っていた瞬間は今でも忘れない。

 

宮田さんが影ナレで参加となった ひなくり2020。

「離れているけど22人全員が揃っていることが本当に嬉しかった」

当たり前の日常がなくなったこと、松田さんの復帰、涙ぐんで言葉に詰まりながら伝えてくれた想いはあの日一番心に響いた。

 

自ら約束の地を発表できた ひなくり2021。

嬉しさに満ちた笑顔で歌っていた姿は希望に溢れていた。

 

そして約束の地で迎えた3回目のひな誕祭。

濱岸さんがあの地に立てないと知ったとき、崩れ落ちて涙する姿を見て目頭が熱くなった。

 

 

松田さんのときも、小坂さんのときも、濱岸さんのときも、自身が大好きな歌詞を見えるところ、見えないところで体現してくれた。

 

ひらがな時代も先頭に立って2期生だけでなくけやき坂46を引っ張ってきてくれた。

 

メンバーを想いながらも自分自身の位置を全うする。

背負ってきたものはすごく多くて大きかったはず。

 

大変さや辛さはメンバーや彼女自身にしかわからないけど、それを乗り越えてきてる彼女はすごく強い子だよね。

 

 

 

「全員のことが見える位置」

 

 

加入前からアイドルが好きな子だし、最後のポジションはそんな子らしい思いなのかなって思ったけど、

「共に成長した21人の姿、夢を叶えてより大きくなった日向坂46の姿を見届けて旅立ちたい」

そんな思いでもあるのかなって。

やっぱり最後までメンバーを想ってグループを想ってくれてる気がする。

 

もちろん自身の努力もしてきたと思うけど、やっぱり心からメンバーを想って支えてあげる姿が脳裏に焼き付いてる。

 

ごめんね。

でもそれだけ強くて優しい子だと思ってる。

周りを見て機転を利かせられる頼もしい姿が多く映るけど、それ以上に人を想って支えてあげられる優しさが彼女の一番好きなところだから。

 

 

 

人として尊敬する大好きな子。

 

 

たくさんの人を支えてくれた優しさが

これからの彼女の未来に実ってほしい。

 

 

日向から新たな陽だまりが生まれる 。

 

 

そんな未来が待ってると思うと彼女が言ったとおり前向きになれるね。

 

 

寂しいけれど笑顔で見送ろうよ。

数日前に夢舞台で歌った 日向坂 みたいに。

 

 

日向坂46を卒業しても どこまでも太陽に続く道 は変わらず歩き続けてくれるから。

 

 


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fin.