『Mr.Children Tour 2026 "Saturday in the park"』

2年ぶりのみすたーさん。
そして3年ぶりのライブレポ。
(みすたーさんに限っては半エン以来4年ぶり...)
日常の忙しさや他の誘惑もあって久しぶりになりました。
書き方を忘れてしまったかもしれません。
それでも長いことだけは変わりません。
お時間があるときにでも......。
開演前



6月末の晴れた一日。
前日は曇りみたいだったけど、前半戦のラストを飾る日に青空が見えてよかった。
グッズを買った後は、会場隣の豊平公園のベンチで一休み。
木々が多くて日陰の中で休める良い公園だった。
こんな場所を日常の散歩コースにしている人がちょっと羨ましくも思った。
まぁそんな感情も、この後行く公園が楽しすぎて無くなっちゃうんだけどね。
会場に入るとアリーナ中央の巨大なステージセットが目に飛び込んでくる。
まさかの全方向からステージが見られる HOME アリーナ & 終コンスタイル。
てかそのときよりも大きいのでは???
実際に当時のステージを見てるわけではないけど、規模感がもう違った。
主が案内されたのは絶賛スタンド席ではあったものの、会場どこからでもステージが近く見える構成に (こんなん どこの席でも当たりやんけ!) なんて嬉しい気持ちを抑えつつ開演を待つ。
01. Opening
暗転して拍手に歓声が加わる。
Kazutoshi Sakurai
Kenichi Tahara
Keisuke Nakagawa
Hideya Suzuki
ステージ上に設置された網目模様だったはずの板に表示されるメンバー名。
(それスクリーンなんかい! 凄いなおい! しかも可動式だし!)
miss you ツアーのときも感じたけど、最近の映像技術って本当に凄いね。
あんな薄い板のような物でも網の穴すら見えなくなる繊細さと発色に感心しているところに、花が咲いた公園を飛び回る蜂たちの映像が映し出される。
やがて蜂の羽音が徐々に大きくなり、キーボードやドラムがイントロを奏でると、ステージ下から待ちわびたボーカリストが歌いながら姿を現した。
02. キングスネークの憂鬱
この曲か 産声 を予想していたオープニング 。
さぁ 何が起こるでしょう?
さぁ 今夜のGREAT SHOW
毎度毎度 予想を超えてくる実績がある彼らに向けたフレーズでもあった。
(さぁ 今夜はどう彩ってくれるか、お手並み拝見といきますかね...)
お前は誰やねんの目線で待ち構える一人のオタクを沼に引きずり込む前菜としてはあまりにも贅沢だった。
サビでメンバー全員に照明が当たると、それぞれがアリーナを横長に占めるステージの各地で演奏している姿が露わになる。
今までにないその光景に会場は再度 歓声に包まれ、weh eh oh のコール&レスポンスをこなしながら再会を待ちわびていたエネルギーを解き放った。
03. FIGHT CLUB ※半音下げ
「さぁ行くぞ 北海道!!!」
和寿の一言で さらに盛り上がる会場。
未完ツアー以来11年ぶりの演奏。
帰ってきた主の青春楽曲に人一倍アガっていたと思う。
間奏では「ギター!」と指を指して紹介する声の後に田原さんにスポットライトが当たる。
(あぁ、今夜もなんて素敵なんでしょうか.........)
黒のパンツに紺のジャケットを着た姿。ガチ惚れです。
共に今を生き抜こうか my friend
最後のフレーズを繰り返す和寿。
友達以上の固い絆で結ばれた気がした。
04. ファスナー
和寿 & 田原さんによる心地良いアコギ。
終コンの映像を見てからずっとずっと生で聞きたかった大好きなアルバムの一曲。
(IT’S A WONDERFUL WORLD とかいう名曲だらけの神アルバムの話はまた今度するね)
歌詞を載せると長くなってしまうので割愛するけど、ラスサビのフレーズは全部良いのよね。
表からは見えないファスナーにしまわれた裏の顔が垣間見えても、見ていないふりをしてそっと記憶に愛と敬意を込めて焼き付ける。
ズルくもあって切なくもある、人間味に溢れたラブソング。
間奏では SUNNY さんのピアノのほかに、山本拓夫さんのフルートも入ってた。
05. くるみ ※半音下げ
ファスナー で補充された切なさをさらに供給してくる。
2番からはサックスやハーモニカも入り、半エンツアーで聴いたとき以上に過去を回想してしまう曲調に。
秋の夕暮れを彷彿とさせるオレンジ色の照明演出も重なって、「この曲で泣きました」って言っても納得するほどの空間だった。
さまざまな動物たちの絵が鳴き声とともにスクリーンに映る。
Mr.Children Tour 2026 Saturday in the park
ツアータイトルが映し出されると、和寿がアコギをかき鳴らしてイントロが始まる。
06. Saturday
暗転したステージが明るくなると、そこにはバルーンで作られた大きな動物たち。
(犬や牛、ヤギや鳥もいた。ナマケモノはいなかった)
さらにステージ両端からは中央に向かって虹も架かる。
今までにないポップな演出にどよめく会場。
(一応 ポプザ2012 innocent world でバルーンの演出はあったけど)
B’z のライブでは見たことあったけど、みすたーさんのライブで、しかもアリーナ規模のツアーでやるとは......。
さらにはセンターステージがゆっくりと回転し始める追加演出。
正面に来た瞬間は今でも目に焼き付いてる。
笑顔で歌ってた姿がこの曲の明るさをさらに引き出していて、トッピング盛沢山の一曲に仕上がっていた。
07. MC
「どうもありがとーーー!!!!!」
「改めまして Mr.Children です!!!!!」
「"Saturday in the park" ならぬ、"Sunday in the park" にようこそ!!!」
日曜日の公演に来る人たちにも配慮した温かい挨拶が嬉しかった。
ツアータイトルのように馴染みのある公園に来たつもりでゆっくり遊んでいってほしいとのこと。
日常ある公園という場所で、いつもの自分を思いきり忘れさせるくらいの気持ちで演奏してくれることを約束してくれた。
さらに、どこにいても表情が分かるほど近くに見える360°回るステージも併せて紹介。
彼らの奥に同じく彼らが大好きな仲間が見える構図にもなっていて、改めて素晴らしいステージセットだと感じた。
(疲れたら公園のベンチだと思って座っても大丈夫だと、年齢層の高いファンへのお気遣いもちゃんと覚えてるからね)
話は変わって次の曲の紹介。
曲が発売された2001年、彼らは31歳でもう自称おじさんになってしまったと思ってたらしい(JENはまだ若い気持ちだったみたいだけど。笑)
フレッシュなバンドではなくなってしまったけれど、青春味ある爽やかさを曲の中に閉じ込めたとのこと。
その閉じ込めた爽やかさやアツさ、切なさあるエネルギーを25年が経ったこの日、我々と一緒に開封してくれた。
08. youthful days
タイトルコールに沸く会場。前奏から揃う手拍子。
\1! 2! 1! 2! 3! 4!/
全員でのカウントから田原さんのギターが響く。
2番に入ると目の前まで来てくれる和寿。
「かんぱーーーいっっ!!!」
4年ぶりの乾杯。声を出してだと ap bank fes '18 以来8年ぶり。
突き上げた右手に喜びを乗せて、彼らの25年前のエネルギーまで受け取った。
09. ウスバカゲロウ
前奏に AAGツアー SUNRISE 前のようなピアノが追加される。
今回のアルバムで一番好きな曲。
SOUNDTRACKS の Documentary film のような、重力と呼吸 の 皮膚呼吸 のような、そんな感じ。
耳を塞ぎたいような言葉を投げ合って
「でも自分は間違っていない」と思わなきゃ
心を守る手立てがなくて
些細なことからの対立。
自分が正しくなくとも正当化しないと自分が崩れていってしまう。
チャンスは何度でもあったはずだったろう
今思えば分かること
なぜ?何故?あの時…
未熟な自己保身に後悔するリアリティさが凄く好き。
そんな弱々しさを、薄い透明な羽でよろけながら飛ぶウスバカゲロウと重ねる桜井和寿の作詞センス、まだまだ捨てたものじゃないね。
10. Glastonbury
グラストンベリーとは???
収録曲が発表されたときに思って調べたら、どうやらイギリスで行われている世界最大規模の「グラストンベリー・フェスティバル」のことらしい。
そして和寿が YouTube でチラ見したのはこれ。
Coldplay のボーカル、クリス・マーティン は絶好調。というか観客も絶好調。
(10年前ハムちゃんずにいた助っ人クローザーが同姓同名な件は一旦置いておく)
この世界中の何処かに
手を伸ばしても届かない場所があって
思い切り 思い知る
嗚呼 もっと眩い光を放ちたい
日本ではトップアーティストになった和寿も、世界のフェスに出演するロックバンドを見てそう思ったのかな。
ウスバカゲロウ と光の部分で繋がるような選曲になっていた。
「飛び出そう 飛び出そう 自分の外側に」と原曲以上に繰り返された最後のフレーズを終える頃には、世界最大と言えずとも日本最大のフェスで演奏してもそれに見合う壮大さを帯びていた。
11. ロードムービー
再び目の前にやってくる和寿。
そんな和寿に沿ってスクリーンが横に長く連なり、街灯の間を駆け抜けるように見える一本線の光を映し出している。
街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた 闇を越える快楽に
また少しスピードを上げて
もう1つ次の未来へ
本人も絶賛する最後のフレーズ。
「もう1つ次の未来へ」の部分に今回のアルバムと重なる部分があったのかな。なんてね。
12. 平熱 ※半音下げ
others のような大人のラブバラード。
個人的にはこちらの方が好き。
ラスサビ前の間奏は here comes my love のようなどこか Queen リスペクトにも聴こえる。
Queen は出演してないけど、グラストンベリー・フェスティバル の影響とかあったのかな。
よくわからないね。
13. 禁断の実
1枚ずつ分かれたスクリーンの全てに林檎(?)の絵画が映し出されて始まる。
曲が進むとさまざまな絵画が変わり替わり映し出され、後半にはアダムとイヴや ”欲望という名のロケット” もあったり。
間奏の山本拓夫さんのサックスも凄かった。
(アルバムでは和寿が吹いてるらしい。どんだけ楽器できんねん)
14. 進化論
この曲もまた、"生まれ変わり" がテーマになっている今回のアルバムに重なる選曲かな。
演奏とともに再び公園のような場所の映像が流れる。
その公園では、人や動物たちのゆっくり過ごしている光景が広がっている。
今回の首の長い動物は、キリンではなく ブラキオサウルス か マメンチサウルス とかだった気がする。


変わらないことがあるとすれば
皆 変わってくってことじゃないかな?
発売当時から大好きなフレーズ。
変化しない日常を過ごしているつもりでも、彼らも我々も思いを乗せてほんの僅かながら未来に向けて変わっている。
曲全体の "それが本当でなくともそう願っている" という視点が改めて素敵だなって思えた。
15. Happy Song
「皆さんの楽しく明るい未来を願って」
そう冒頭に付け加えて始まった。
miss you ツアーに続いて今回もブラオレ楽曲をやってくれる意外性。
少しだけ仕事をほっぽって来たのは軽井沢でもハワイでもエベレストでもなく日常の公園。
でもそれが一番 心が休まったりするもんね。
Wow... Oh Wow の合唱は、彼らからも、彼らが大好きな仲間からもエールをもらったような気がした。
サビのラストやCメロの高音部分も地声で歌っていて、声の調子も良さそうだった。
16. 空也上人
和寿の「行こうJEN!」の掛け声でドラムから曲に入る。
桜井監督による選手交代
【OUT ジョン・レノン 】【IN 山本 拓夫】
監督の「サクソフォンでも聴こうか」の指示で圧巻の演奏からゴールを決める山本選手。
息の使い方が真逆なサックスとフルートを両方こなすその技術とパフォーマンスにただただ拍手。
スクリーンには監督が歌うのに併せて音符が流れていた。
17. Stupid hero
フラジャイル の ドラえもん に対抗するがの如く突然現れた キティちゃん。

泣いて見えるけど泣いてない。大人顔負けのポーカーフェイス。
人それぞれ見え方が違う理由は『口が描かれていないから』
どこかの考察記事で読んでなるほどと思った。
(当日の感想を書きなさい)
18. 海にて、心は裸になりたがる
さぁさぁ ここからさらにエンジンをかけていくよ! と言わんばかりに、会場の熱気は増していく。
終盤あたりでの選曲は 重力と呼吸 ツアーを思い出すね。
(ついこの前だと思ってたけど、8年も前だったことは思い出したくないね)
この曲もまた声出しが返ってきたことを実感して嬉しくなった。
「嫌なやつだと考えていても...」でゆっくりとこちら側のステージにいるナカケーさん目掛けて歩いてくる和寿。
「ナカケー!!!!!」の合図で今回も精一杯の叫びが響いた。
もうこのためにある曲と言っても過言ではないね(?)
19. 皮膚呼吸
(あれ、ここから 擬態 みたいにアゲてくパターンじゃないんだ)
前曲からの熱気が冷めないうちに始まった意外なイントロに会場は少し驚きの声もあった。
それでも 重力と呼吸 で一番好きな曲を選んでくれたのは嬉しかった。
前曲で裸になって全てをさらけ出してから "無我夢中で体中に取り入れた"。
そうやって "明日の僕を作ってく" ってことかな。
皮膚から取り込む酸素は微かな量でも、今この瞬間の音と空気を全力で身体で吸収した。
裸になって、無我夢中で取り入れて、 明日の僕を作って完成した "僕" の存在価値。
さて、どう証明しようか。
彼らが取った行動は悪あがき。
その悪あがきはむしろ皆が待ち望んでいたものだった。
20. I’LL BE (Single ver.) ※半音下げ
半音下げのイントロで最初は分からなかったけど、歌い出しで確信した。
「気が付きゃ勇み足 そんn......
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさかまさかの今日一番、というかライブ会場に足を運んで11年の中でもトップのサプライズ。
初のライブ披露となったアップテンポで歌われる I'LL BE に驚きと興奮が収まらない。
12年前のFC会員が聴きたい曲アンケートで2位に選ばれたこの曲。
当時は「Single ver. と Album ver. が一緒になっちゃってる」とか言い訳してた(言い訳って言うな)けど、この曲を欲して乾ききっていた砂漠のような身体に染み渡る。
本当に選曲してくれてありがとう。
少し話が逸れるんだけど、10年前くらいに仲良くさせてもらってたチルオタのフォロワーさんがいて、その方が一番好きな曲が I'LL BE と言っていたことを思い出した。
その方との出会いはツイキャスで彼らの曲を弾き語ってたのを目にしたことから。
それ以来 キャスに足を運んで仲良くさせてもらっていたけど、サンギビツアーあたりから更新が途絶えてしまって、今では音信不通になってしまった。
その方が今もギターを手に歌っていたり、彼らの曲を聴いているかはわからないけれど、彼らがこの曲を演奏したことをどこかで知ってほしいなって個人の願いみたいなものがあって。
あわよくば、ライブ会場に足を運んで聴いててほしいなって。
初めて一番好きな曲を聴けたときの感動は、何にも代え難いものになることを自分も体験しているから。
話を戻して、せっかく作った "明日の僕" に「明日は無いぞ」と胸に刻ませる。
それぐらい明日じゃなくて今日、そして今を夢中に生きろというメッセージを感じた。
不安や迷いと無二の親友になればいい
生きづらくなる材料も味方にしようぜ!って 胸に抱え込んだ迷いをプラスの力に変える 終わりなき旅 ともつながる歌詞が良いよね。
(実際、発売順もつながってる)
"明日の僕"、そして27年越しのメロディが これでもかと言わんばかりに令和の時代に打ち付けられた。
21. Again
先行カットでドラマ主題歌やテレビ披露もあった、かっこよさに溢れる一曲。
力強いピアノのイントロでは、前曲以上のどよめきと拍手。というかこの日一番の歓声だったかも。
(あ、みんな意外とこの曲待ってたのね) って思ったのはごめんね。
自分がいる方とは逆側を向いて歌っていたんだけど、半透明のスクリーンにホログラム調の和寿を反転させてこちら側にも映している演出が凄かった。
逆サイドでも同じ映像を映していたので、この空間に計4人の和寿が存在。
かずとしは かげぶんしん を おぼえた!▼
胸の鼓動のようなSEに大きくなる手拍子。
「もう一度! もう一度!」
「何度でも! 何度でも!! 何度でも!!!」
和寿が繰り返すその言葉は、前曲 Again のタイトルを意味すると思いきや、次の曲を代表するサビのフレーズだった。
22. 蘇生
リマスター版として収録されてても不思議じゃないほど今回のアルバムに合う一曲。
このツアーで一番アジアの極東での披露。
前例にない overture 無しでそのまま歌い出しが始まる。
二車線の国道をまたぐように架かる虹
Saturday のときに架かってたね。
ロードムービー のときに国道になってたね。
三色(3)の虹(2)にピン(1)トが上手く合わずにやがて虹はきえた(0)
意図して書いてたら凄いよね。
夢を続けるために何度でも何度でも生まれ変わっていける。
「夢は叶う」なんて無責任なことは言えないけど、夢に挑戦するためのチャンスは何回だって訪れる。
昨日が駄目で今日も駄目だったとしても、明日へつながる一歩として、夢へつながる1ページとして捉えよう。
会場全員が歌う "何度でも 何度でも" という言葉に互いが互いを鼓舞する力強さを文字以上に感じた。
23. 産声
本編ラストを飾る一曲。
そこにこれまでの全てが詰まっているかのようにも思えた。
生まれてきたことを祝福するようなサビのバックサウンドは、生で聴くとより華やかさが増していて、明るい未来の道を作っていくようだった。
できるだけ遠回りしよう たった一度の人生なら
2番のサビで歌われてる "泣いて笑って愛し合って傷付けあって" の部分に遠回りの理由と本質があるよね。
"でもそれで良いのかも" と気付いたからこそ、「それでこそ僕に相応しい人生」って思えた。
そこでまた視界がパッと明るく開けてくる感じが良いよね。
ラスサビでは銀色の花吹雪が会場に舞い、「聞かせてよ もう一度」の和寿の声から我々の合唱に繋がるリレーが実現。
miss you から2年半の時を経て生まれた新しい声。
長い時間を掛けて彼らの胸の中で温められた声。
その声を届けてくれる瞬間に立ち会えた奇跡に言い尽くせないほどの感謝で溢れて本編が締め括られた。
24. Encore
除菌率99.9%の洗剤くらいスマホライトが無くなってた。
景色的には本来ある当たり前のものに戻っただけなんだけど、miss you ツアーのときもちらほらいたので、2年で減るんだなぁって印象だった。
(消滅に11年もかかってるけどね)
25. It's a wonderful world
薄暗いアンコール明けのステージでアコギ片手に「Oh Baby.....」から始まる歌い出し。
この人はいつまでかっこいいんだろうね。
そこらの10代や20代より38万倍オシャレだった。
生まれきたことへの祝福で締めた本編から一線を置き、醜さの中に美しさを見出した大人な選曲。
あなどらないで僕らにはまだやれることがある
手遅れじゃない まだ間に合うさ
アルバムテーマと真逆のように見える曲でも、「何度もやり直せる」と新しい人生を肯定する部分は共通していて、選曲としては I'LL BE 以上でこのツアーで一番だと感じた。
26. 足音 ~Be Strong
前曲のアウトロから繋がるようにイントロへ。
『新たなる旅立ち』
選曲は納得だね。
30年の集大成でもある半エンツアーで歌われなくて寂しかったので、今回歌ってくれて嬉しかった。
また一歩 次の一歩 と踏み出す力強さを音に乗せて、日差しが差し込む明るい未来を予感させてくれた。
27. MC
温かい拍手のアンコールに改めてお礼を言ってくれる。
そして話はきたえーるという会場について。
「この会場は今回のツアーで一番収容人数が少ない会場です」
「それでもこの拍手や歌声といったエネルギーは最大だと思っています」
大きな拍手に包まれるきたえーる。その拍手にまた一言。
「北海道って俺らにこんなに俺らに優しかったっけ?笑」
有名曲が多いとは言い難い今回のツアーセットリストでも、一緒に口ずさんでくれることが本当に嬉しいと話してくれた。
(たしかにホールツアー顔負けのコアなセットリストでライト層は難易度が高めだったかも)
(オタクは大歓喜のセットリストでしたけどもね)
彼らが奏でる音楽という足音。
その足音を聴いてくれる我々の足音も彼らは聞いていたいという。
それは前に進む一歩だけではなくて、後ろに戻ったり、どこにも踏み出せずに地団駄を踏んでしまうそんな足音も。
その時々に寄り添った音楽をこれからも作っていきたい。
そしてたまにしか会えないライブという場で、皆の拍手や声、笑顔をまた見せてほしいと思いを届けてくれた。
「ちょっと寂しい気持ちになるかもしれない」と前置きをしながらも、その寂しさに意味を込めて、大切な "家族" の我々に向けて最後の曲へ。
28. 家族
スクリーンの映像は無く、メンバー4人だけを照らす照明演出のみのシンプルな演奏。
4人だけでの演奏に意味がある気がした。
miss you ツアーのラスト in the pocket とは真逆の寂し気な終わり方。
そんな終わり方もたまには良いんじゃないかな。
(10年前の虹ツアーも 僕らの音 や 空風の帰り道 で締めてたもんね)
誰一人として欠けることなく半世紀以上を共にしてきた家族以上と言ってもいい存在。
メンバー全員がそんな思いで演奏してたのかな。
その中に我々も "家族" として受け入れてくれたことが嬉しかった。
寂しさを上書きするほどの温かさが身に染みきったところで最後の演奏を終えた。
29. Ending
「改めてメンバーを紹介させてください!」
SUNNYさんと山本拓夫さんが紹介され、先にステージを後にする。
現在公開中の映画「Michael」に影響を受けたのか、自分の紹介ターンから次のナカケーさんのターンまで、ひたすらムーンウォークをしているJEN。
「(メンバー紹介が) やりずらいよね。笑」
おちゃらけた子どもを見守る和寿ママみたいな、温かい家族のような光景で微笑ましかった。
Saturday を BGM に4人がステージの両端まで来て深々と頭を下げる。
最後に「また会おうね!」と元気に告げ、メンバーが会場を後にし、日常の公園での楽しかった音楽ライブは幕を閉じた。
2年ぶりに会った彼らは想像を超えて進化していた。
それは音だけに留まらず、始まる前から目に飛び込んでくる巨大なセンターステージやバルーンの虹・動物といった音の魅せ方まで。
重力と呼吸、Against All GRAVITY、半世紀へのエントランス、miss you と「こんなステージ構成があるのか!」とツアー毎に驚かされる。
35年というアニバーサリーイヤーの来年もまた、想像を超えてきてくれるはず。
過度な期待も良くないけど、それに応える創造力が実証されているのも事実。
そんな彼らが仕掛けてくる新たな産声に我々もまた祝福の準備を。
声を出せなかった30周年の分まで出し切る準備を。
ツアーはまだ後半戦が残っているけど、今から始めてもいいじゃない。
目一杯の助走をつけて。
いつも傍にいてくれる彼らを味方につけて。



fin.










































青春時代の4番は彼でした。





















































































































































































